(出典:「聖書大事典」教文館刊) ↑
うつ病患者が減りません。
減るどころか増えるばかりです。
うつ病になる原因は、人により様々で、単純にこれが原因だと言い切ることはできません。
ただ言えることは、その患者さんにとって許容限度を超える負荷が脳細胞に加えられたことが、うつ病発症の一番の原因ではないでしょうか。
「負荷」を別の言葉で表現すれば「ストレス」ですね。
イエスが活動した当時、ユダヤ人は、日常生活のあらゆる場面でユダヤ人の行動を規制(束縛)する宗教指導者(特にパリサイ派)が定めた細かな定め(口伝律法)によって、疲れ果てていました。
安息日は、本来、労働をしないで十分な休息をとり、神を思い神を讃える日であるはずなのに、いつのまにか、安息日には病人をいやすことはできない、その病人を運ぶこともできないという定め(口伝律法)を付け加えて変質していったのです。
ビジネスの現場でも、サービス残業が常態化したり、パワハラがあったりで、その会社の創業時の理念からかけ離れた定め(口伝律法)が幅を利かせてストレスをため込んでいるビジネスマンが多いような気がします。
うつ病予備軍が潜在化しているようです。
昨日のブログでも紹介した二つの聖句です。
「わたしは道であり、真理であり、命である」(ヨハネによる福音書14:6)
「真理はあなたがたに自由を得させる」(ヨハネによる福音書8:32)
イエスの教え、聖書の教えを変質させ不要な「くびき」を作り出した、過去のキリスト教や現在のキリスト教と称する宗教団体やカルトもあるようです。
イスラム教徒は、日に5度メッカに向かって祈りをしなければいけないようです。
強制的な定めは形式的になりがちで、心からの祈りとはならないでしょう。
聖書の神は「霊」です。
空間と時を超越されているお方です。
祈りの場所(方向)や祈りの回数を定めてはいません。
神は心から祈る者の声を聞かれるのです。
「真理」はシンプルであるはずです。
だから、「真理」は人を「自由」にします。
イエスの「くびき」は「真理」です。
シンプルです。
「自由」です。
人を軽やかにします。
★私は、聖書に書かれている内容を、誰が読んでも明らかに比喩的な言葉を除き、字義通り理解した上で信じています。したがって、創造主である唯一の神の存在を確信し、イエスをキリスト(救い主)と認める者です。しかし、カトリック教会等のいずれの教会にも属していない無教会者です。あらゆる新興宗教のいずれの信者でもありません★
・創造主だけが神
・万物・人間を創造せずして神たる資格なし
・商売繁盛の神、龍神など「〇〇神」と「神」の文字をくっつけても、万物を創造せずして神たる資格なし
・釈迦が万物を創造した方なら、釈迦を神と崇めますが、万物・人間を創造せずして拝む対象に非ず。
・親鸞、日蓮など、人格が高潔であり尊敬できる方であっても、万物・人間を創造せずして拝む対象に非ず。
〈私の信条〉
盲目的ではなく根拠に基づき、キリスト・イエスを信じ尽くし、聖書を信じ尽くします。
★星周作(HN)本名:馬場忠博:馬場聖書研究室★