星 周作 Blog

★ 福岡より〇〇をこめて  ★

世界で最も注目すべき国家イスラエル

1948年に建国されたイスラエル。 日本以上に国土も人口も資源も乏しいユダヤ人の国家イスラエルは世界で最も注目すべき国家だと思います。 ユダヤ人は世界の人口のわずか0.2%であるのに対し、ノーベル賞受賞者のうち、ユダヤ人が占める割合は何と22…

お目出度い人

昔、聖書を学び始める前までの、神とイエス・キリストを信じていない頃の私は、テレビの時代劇の中に出てくる切支丹(キリシタン)と呼ばれる人達が死をも恐れずに時の権力者に迫害されてもパラダイス(天の御国での永遠の命)を信じ信仰を堅く守っている姿…

酒とバラの日々

「酒とバラの日々」(Days of Wine and Roses) 1962年のアメリカ映画のタイトルです。 この映画を私が観たのはテレビの淀川長治解説の日曜洋画劇場だったと記憶しています。 週休二日制など考えることさえない当時の多くの日本人が日曜日という貴重な休…

霊は人間に備わっている!

霊は人間に備わっているのか? 結論を言えばYESです。 自信を持ってもう一度言います・・・YESです。 勘違いして欲しくないのは、存在しないはずの影(霊)が写真に写っていたとか窓ガラスに人間の霊が見えたなどのテレビ番組などで取り上げられるオカ…

遺跡が聖書の真実を語る

1935年に「ラキシュ」という町の遺跡の中でたくさんのオストラコン(土器の破片)が見つかりました。 ↓ ラキシュの遺跡 ↓ オストラコン(土器の破片) 「ラキシュ」は、旧約聖書に度々登場する町です(ヨシュア記10:5、歴代誌第二11:9、ネヘミヤ…

わたしはアルファであり、オメガである。

聖書研究をしていて、心に沁みわたり感動する創造主(神)の御言葉が数多くありますが、聖書を学び始めて間もなく神を表現する言葉の新約聖書・ヨハネの黙示録1:8の「わたしはアルファであり、オメガである。」との御言葉を読んだ時は、「これだ!」と心…

ガンの恐怖、死の恐怖

人それぞれ「死」を明確に意識するようになる時期ないし年齢は異なるのでしょうが、還暦60歳を超えると多くの人が死を意識する度合いが多くなるのではないでしょうか。 私の父は50歳代で死亡し、母はガンを患い64歳で旅立ちました。 62歳の私はもう…

寝ても覚めても四六時中

何らかのキッカケで「恋に落ちて」心底異性を好きになると、「寝ても覚めても、四六時中」相手のことを常に考えるようになります。 天地万物の創造主(神)の存在を明確に認識し、主イエス・キリストを信じるようになった時から、「寝ても覚めても、四六時中…

貴方は誰について行きますか?

貴方は今何歳ですか。 この地上でアト何年生きるのでしょうか。 長寿でしょうか。 貴方も私も近い将来予期せぬ事故や重い病で死に至るかもしれません。 一寸先は闇です。 ・・・・・ この地球が巨大な隕石の衝突によって10日後に確実に消滅すると仮定しま…

永遠の栄光への招待

次のペテロの手紙第一5:10に関して、チャールズ・スポルジョン(1834年~1892年)の言葉を引用します。 「よく知られている復活に関する聖句の中で、使徒パウロは私たちの体を『卑しいもので蒔かれ』と言い、そして、『栄光あるものによみがえら…

聖書研究は快楽

下の画像の聖書は、私が聖書を本格的に学び始めた頃に利用していたものですが、ほとんどのページに書き込みをしています。 何としても聖書に書かれていることを理解したいという一心で、聖書関連の書籍を買い漁ったり、図書館に通うなどして日々学んでいたこ…

創造主(神)の人間への愛

聖書が啓示している天地万物の創造主(神)の人間への愛に思いを巡らせれば巡らすほど、主イエス・キリストを信じた人間(キリスト者)が死んで全てが終わりだとは到底考えられません。 人間を愛して止まない創造主(神)は必ずやキリスト者を死後復活させて…

肉体の死と復活

まず、ヨハネの福音書11:25をご覧ください。 上記の聖句について内村鑑三の著書から一部意訳して引用します。 「肉体は一種の牢獄である。その中に宿るは一種の禁錮である。しかして死によって人間の霊は肉の束縛より脱して、その禁錮を解かれるのであ…

現代は短命社会?(その2)

前回のブログでは、聖書を学べば古代の方がはるかに長寿社会であり、現代の方が短命社会であると書きました。 聖書に啓示されている天地万物の創造主(神)は、長寿の人間を創造したわけでもなく、短命の人間を創造したわけでもなく、人間が永遠に生きること…

現代は短命社会?(その1)

日本では65歳以上の高齢者の割合が増え続けていて、高齢化社会と言われるようになって久しいのですが、聖書を学ぶとアダムやノアが生きた古代の方がはるかに長寿社会であり、現代は高齢化社会ではなく実は短命社会であることが分かります。 何故、そう言え…

なぜ偶像崇拝はいけないのか?

なぜ偶像崇拝がいけないのか? 次のようなことを考えれば答えは簡単です。 ある人に子供がいたとします。 俗に言う目に入れても痛くないほど愛しています。 誰よりもその子供の将来を案じてもいます。 ところが、その子供が赤の他人を「父(あるいは母)」と…

死者の復活

早速ですが、次の聖書箇所をご覧ください。 コリント人への手紙第二5:1~2(新改訳聖書) <注> 「幕屋」とは設営及び撤去が容易なテントのようなものですが、この箇所で言う「幕屋」とは人間の肉体を意味し、「神が下さる建物」は復活のからだを意味し…

天国や地獄は存在するのか?

早速ですが、過去のブログでも取り上げた次の2箇所の聖句をご覧ください。 新約聖書・マタイの福音書10:28(口語訳聖書より引用、以下の聖句も同じ) <参考> 新改訳聖書では地獄を「ゲヘナ」と訳しています。 新約聖書・ルカの福音23:39~43 …

カトリックとプロテスタントの違い(その4・最終回)

基本的に信徒個人の信仰にまかせているプロテスタントとは異なり、ローマ・カトリックは神のもたらす救いの仲介者として教会に大きな権威を認めるのが特色です。 イエス・キリストの十字架上の血による罪の贖い(あがない)、つまり贖罪(しょくざい)がもた…

カトリックとプロテスタントの違い(その3)

本日は全世界に12億人以上の信徒を有するキリスト教最大の組織のローマ・カトリック教会について説明したいと思います。 カトリック(catholic)とはギリシア語のkatholikosに由来する形容詞で、「普遍的、公同の」万人のためのという意味です。 普遍性の…

カトリックとプロテスタントの違い(その2)

聖書が啓示している天地万物の創造主(神)は偶像崇拝を厳しく禁止しています。 旧約聖書・レビ記26:1をご覧ください。 イエスの母マリアを聖母としてマリア像を造り、あるいは殉教の死を遂げたキリスト者を聖人として像を造り、これらの像を崇めること…

カトリックとプロテスタントの違い(その1)

本日から数回(いまのところ何回になるか不明)にわたり、カトリックとプロテスタントの違いについて説明します。 外形的、つまり見た目の違いでカトリック教会かプロテスタント教会かを見分ける。 まず十字架にイエス像があるかないかの違い。 主に十字架に…

宗教改革(その6・最終回)

人間が「救われる」ためには、善行をしたり、徳を積んだり、滝行をしたり、千日回峰行をしたり、お百度参りをしたり、日本国で定められている法律のすべてを守ればよいのでしょうか。 つまり、何らかの外形的な行為をすれば「救われる」のでしょうか。 すで…

宗教改革(その5・カルヴァン)

フランス人のジャン・カルヴァン(1509年~1564年)は、若い頃パリでマルティン・ルターの教えに接した宗教改革の第2時代の人物であり、宗教改革の完成者とも目されている人物です。 カルヴァンが歴史の脚光を浴びるのは1533年のニコラ・コップ…

宗教改革(その4・プロテスタントとは)

本日は「プロテスタント」と「プロテスタント主義」について書きます。 まず、プロテスタントについて説明します。 プロテスタントは新教徒ともいいます。 1517年マルティン・ルターの宗教改革宣言以来、貴族などのドイツ諸侯の中で宗教改革派に投ずる者…

宗教改革(その3・カトリックを破門されるルター)

宗教改革の時代的背景として、カトリック教会の腐敗のほか、国民文化の隆盛、民主主義思想の伝播、商工業都市の発生、貴族階級の奢侈(しゃし・贅沢)、農民への不当な課税、飢饉による不安等の社会的事情があげられます。 マルティン・ルターがローマ教皇庁…

宗教改革(その2・免罪符)

16世紀の頃のヨーロッパの人々は信仰心を高め真剣に救いを求めていました。 ただ、繰り返し起こったペストの大流行が、死が身分の区別なく訪れることを人々に感じさせていたのです。 いずれ訪れる死の先にある「煉獄」(れんごく)の教えに人々は恐怖して…

宗教改革(その1)

約500年前の1517年10月31日にマルティン・ルター自身(1483年~1546年)が神学教授を務めているヴィッテンベルクの城教会の扉に「95箇条の命題」を貼り出したことから宗教改革がスタートしました。 ↓ ヴィッテンベルクの城教会 ↓ 「9…

人の心に火をつける

今、私の手元に医師でもある折田泰彦牧師の著書「天声塵語」があります。 この本の一部を引用します。 「イエス様の遺言は、『全世界に出て行って福音を宣べ伝え、人を信仰に導き、主の弟子に育てなさい』ということに尽きます(マタイの福音書28:19~…

恐れることはない

度々、登場してもらっているイギリスのキリスト教の説教者C・H・スポルジョン(1834年~1892年)の著書の一部を引用します。 「すべて運次第だと思いますか。神にとって想定外の出来事などあるのでしょうか。友よ、それはあり得ないことです。神に…