2017-01-01から1年間の記事一覧
私は過去及び現在まで一度も特定の宗教の教団及び教会に属したことのない無教会のキリスト者です。 そもそも、無教会とは何でしょうか? ここでは、詳細を語ることは避けて、矢内原忠雄の著書「キリスト教入門」から一部引用したいと思います。 「私は高等学…
矢内原忠雄(生1893年~没1961年)は、19歳の時、内村鑑三の門に入って聖書を学び始めた、内村鑑三と同じ無教会派のキリスト者です。 ちなみに1951年から1957年まで東京大学総長をつとめた学者です。 プロフィールの詳細はウィキペディア…
アメリカのインディアナ州で発行された新聞『勝利の生活』に、「どうしたら消えた一日を見つけることができるか」というタイトルの記事が掲載されました。 1960年代の始め、NASAではアメリカ大統領の命令により、月に人間を着陸させるための研究が盛…
フラウィウス・ヨセフスは、ユダヤの歴史家です。 「ヨセフスのいわゆるキリスト証言」が書かれている「ユダヤ古代誌」の著者です。 ちくま学芸文庫「ユダヤ古代誌」の訳者(秦剛平)前書きを以下引用します。 少し読みづらいとは思いますが、ぜひ、お読みく…
イエスの奇跡を見たいと思っても、私たちは見ることができません。 聖書の記事を読んで確認するしかありません。 新約聖書の福音書と呼ばれる4つの書にイエスの行った36回の奇跡が記されています。 4つの福音書とは、マタイによる福音書、マルコによる福…
ある日A君は運転ミスをして、大切に乗っているマイカーのボディにキズを付けてしまいました。 無神論者の彼ですが、冗談半分にキズが直るよう神に祈りました。 翌日、ボディを見るとキズが見当たりません。 奇跡が起きたと思いました。 神に感謝しました。 …
超高層ビルのナンバーワンはドバイのブルジュ・ハリファの高さ828メートルで工期は6年程です。 神だったら、どのくらいの期間で完成させるでしょうか。 神の存在を信じていない人は、神が存在すると仮定して考えてみて下さい。 どうですか。 神だから、…
このブログで何度も引用した「わたしは道であり、真理であり、命である(ヨハネによる福音書14:6)」という言葉を、イエスは何の根拠があって言えたのでしょうか。 その根拠は、以下に引用する聖句によって明らかにできます。 新約聖書・ヨハネによる福音書1…
新約聖書・マタイによる福音書11:28~30 (出典:「聖書大事典」教文館刊) ↑ うつ病患者が減りません。 減るどころか増えるばかりです。 うつ病になる原因は、人により様々で、単純にこれが原因だと言い切ることはできません。 ただ言えることは、そ…
わたしの大切にしている本の一つにD(ドワイト)・L(ライマン)・ムーデー(1837年~1899年)の「聖書研究の快楽」があります。 D・L・ムーデーは、アメリカの有名な牧師であり大衆伝道者です。 昭和5年出版(初版明治42年)ですから、今か…
昔、聖書を読み始める前までの神とイエス・キリストを信じていない頃の私は、テレビの時代劇の中に出てくるキリシタンがパラダイス(天の御国での永遠の命)を信じながらも迫害に遭っているのを見るにつけ、すごい人達だなあと思うのと同時にパラダイスをま…
以前住んでいた家の78歳の隣りのおばあちゃんと顔を合わせると「あと何年生きられるやら」と寂しげに会うたびに言われていました。 声に出さなくても「もっと生きたい。まだ死にたくない」との思いが伝わってくるものでした。 若い時は、近所でも評判のハ…
神が「愛」「霊」「全能」であることが認識できれば、私たちの疑問は全て解決します。 アメリカの20世紀最大の伝道者と言われたビリー・グラハム(1918年~)もその著書「神は遠くにいない」の中で次のように語っています。 「神がどのようなお方であ…
新約聖書コリント人への手紙第一1:22~25 パウロが語ったこの聖句は、何を言っているのでしょうか。 ユダヤ人はイエスのメシア(救い主)の証明としてしきりにしるし(奇跡)を要求しました。 わたしたち多くの人間がそうであるように「しるしを見たら…
神はいる、神はいない、このどちらかしかないですよね。 真理とは何でしょうか、「永遠不変の絶対的なもの」ということでしょうか。 神がいないのであれば、ものごとの良し悪しは、人間が便宜的に作ったその時代その時代のうつろいやすい規則やその地域の掟…
世界には、聖書を学ぶ人、探究する人、研究する人など、様々な動機を持って聖書に向き合っている数多くの人がいます。 ある人の研究スタイルは、神を求める研究ではなく、聖書の内容を初めから疑いをもってする研究の場合が多いでしょう。 この研究スタイル…
旧約聖書・箴言12:9 旧約聖書・箴言6:9~11 新約聖書・テサロニケ人への手紙第二3:10 新約聖書・マタイによる福音書6:24~25 働くことは尊いものです。 しかし、富に仕える(富の奴隷)になることを、聖書は戒めています。 hoshishusaku.…
私は「のり弁的聖書解釈」をしません。 のり弁的聖書解釈とは、自分にとって都合の良い解釈を聖書の学びに持ち込むことです。 聖書のある箇所は信じるが、別のある箇所(奇跡物語など)は信じられないとして、その信じられない箇所を塗りつぶすというもので…
ソロモン王が、子どもの母親は自分だと主張するふたりの女の仲裁をした話は有名ですね。 しかし、聖書自体を読んだ人は少ないのではないでしょうか。 旧約聖書・列王記上3:16-28に書かれています。 以下、引用します。 どうでしたか。 あなたの記憶と同じ内…
新約聖書ペテロへの手紙第一2:22~24 新約聖書ルカによる福音書23:32~34 ののしられても、ののしり返さなかった、苦しめられても、おどすこともしなかったイエス・キリスト、一度も罪を犯すことがなかったイエス・キリストが、「何故」十字架…
「世には、聖書には全く無関心で一生を終える人も少なくない。 だがどんな人であっても、一生に一度や二度、必ず、『ああ神よ』と叫び、『一体どうしたらいいのだろう』と、うめくような悲しみや苦しみにあうことがあるのではないか。 もし、そうしたときに…
新約聖書ペテロの手紙第一5:5 新約聖書コリント人への第一の手紙1:27-29 旧約聖書箴言3:7 ★私は、聖書に書かれている内容を、誰が読んでも明らかに比喩的な言葉を除き、字義通り理解した上で信じています。したがって、創造主である唯一の神の存在を確信し、…
「全身全霊」という言葉がありますね。 お相撲さんが全身全霊で夏場所にのぞむと言ったり、一般人も仕事に全身全霊を注ぐなどと言ったりもします。 ただ、言っている本人は、自分自身に霊が宿っていると思って言っているのではなく、「全精力を注ぐ」という…
旧約聖書・箴言12:18~21 聖書(真実を言うくちびる)は、旧約聖書の著者が記したように、2000年以上の時を経過してもいつまでも保たれ、わたしたちの手元に届けられています。 聖書が偽りを言う舌(書物)であれば、とうの昔に廃れたことでしょ…
まだ、神を知らなかった時、聖書に見向きもしなかった時、おぼろげながら「神様が自分に現れてくれたらいいのになあ、キリスト教でも何でも信じるのになあ」と思っていた頃があったような気がします。 数多くの方が、今なお、このように思っているのかもしれ…
誰しも、山登り、ハイキング、あるいは散歩の際に、自然の美しさや偉大さを感じたことがあるでしょう。 自然に畏敬の念を持つ方も数多くいるようですね。 その一方で、日毎の糧を得るためにビジネスに忙殺され、自然の中に身を置き自然を肌で感じる余裕すら…
人を傷つけてしまうようなウソをついたことはありますか。 詐欺まがいのウソをついたことはありますか。 その人の為によかれと思ってついた善意のウソはありますか。 他愛のない、笑って済ますことができるようなウソをついたことはありますか。 現在、地球…
アブラハムが75歳の時に、神がアブラハムに現れて、アブラハムに子孫を与え、その子孫にカナンの土地を与えると約束しました。 <参考>この当時は、アブラハムでなく「アブラム」と名乗っています。 ただ、この時のアブラハムと妻サラ(以前の名はサライ…
旧約聖書を読む前までにモーセに持っていたイメージは、名優チャールトン・ヘストン扮するモーセの「十戒」ですね。 それは、常に堂々と振る舞うイメージです。 いざ読み始めると「えっ、これがモーセ」と思わせる何とも頼りないモーセに少なからずビックリ…
まだ、聖書を知らない人でも、アブラハム、モーセ、ダビデ、ソロモンなどの名前を知らない人はいないでしょう。 イスラエルの国旗には、ダビデの星が描かれていますよね。 ソロモンには、妻や側室が何人いたか知っていますか。 口語訳聖書(列王記上11:3) …