モーセの墓
本日は2019年8月13日(火)ですが、世間ではお盆休みで故郷に帰省して、お墓参りをしている方も多いことでしょう。
お盆は先祖の霊があの世から帰ってきて子孫の人々と共に過ごすとされています。
しかし、このお盆は旧盆と新盆によって時期が異なります。
先祖の霊は、旧盆と新盆のどちらの時期を選択して、あの世から帰ってくるのでしょうか、先祖の霊も大変ですね。
そもそも先祖とはいつの時代の先祖でしょうか、100年前、500年前、1000年前、5000年前、すべての先祖の霊がお盆にこの世に帰ってくるのでしょうか。
今生きている子孫が日本全国に散らばっていたり、外国に住んでいる場合は、どの子孫のもとに帰るというのでしょうか。
人によっては、お盆休みなどなくて、忙しく働いている人たちも多いのに、わざわざ、先祖がこのお盆の時期に限って霊として、この世に帰ってきても、忙しく働いている子孫と過ごすことなど、そもそも出来ません。
私は、聖書を学ぶ前から、上記のようなことを考えていて、お盆の風習及び先祖の霊が帰ってくるなどということを信じたことがありません。
いずれにしても、聖書にはお盆に先祖の霊がこの世に帰ってくるなどということはもちろん書いていません。
ですから私はお盆に墓参りすることもないのです。
さて、本日のブログの本題に入ります。
奴隷状態にあったイスラエルの民をエジプトから連れ出し(出エジプト)、創造主(神)から十戒が刻まれた石の板を授けられたモーセは120歳で亡くなったのですが、このモーセの墓がどこにあるのか誰一人として知りません。
申命記34:5~8をご覧ください。
注目すべきは、モーセは120歳であっても目がかすまず、気力も衰えていなかったにもかかわらず、主(神)の命令によって死に、人の手で葬られたのではなく、主(神)によってモアブの地の谷に葬られたのです。
そして、モーセの墓を知った者は誰一人としていないということです。
ところで、主(神)がモーセを葬ったと書かれているのですが、新約聖書・ユダの手紙9節には次のように書かれています。
この箇所について、新改訳聖書の注解書では次のように説明されています。
「御使いのかしらミカエルは、モーセのからだについて悪魔と論じて言い争ったとき」とは、
「偽典『モーセの昇天』からの引用。モーセが死んだとき、(天使)ミカエルはその死体を埋葬するよう神から遣わされたが、悪魔は、モーセが人を殺したことがあるので(出エジプト記2:12参照)、自分に引き渡すよう主張して、両者の間に争いがあったという記事に基づく。」
出エジプト記2:12
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御使い(天使)のかしらミカエルや悪魔(サタン)について知りたい方は、「天使、サタン、悪霊」というタイトルで全18回にわたって書いている過去ブログをご覧ください。
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★私は、聖書に書かれている内容を、誰が読んでも明らかに比喩的な言葉を除き、字義通り理解した上で信じています。したがって、創造主である唯一の神の存在を確信し、イエスをキリスト(救い主)と認める者です。しかし、カトリック教会等のいずれの教会にも属していない無教会者です。あらゆる新興宗教のいずれの信者でもありません★
・天地万物の創造主だけが神
・万物・人間を創造せずして神たる資格なし
・商売繁盛の神、龍神など「〇〇神」と「神」の文字をくっつけても、万物を創造せずして神たる資格なし
・釈迦が万物を創造した方なら、釈迦を神と崇めますが、万物・人間を創造せずして拝む対象に非ず。
〈私の信条〉
盲目的ではなく根拠に基づき理性的に、キリストを信じ尽くし、聖書を信じ尽くします。
★(HN)星周作:(本名)馬場忠博(1956年生):馬場聖書研究室★
<私は聖書の神を信頼する>
私は、命の源である天地万物の創造主である神が愛をもって私たち人間を創造してくださったと確信しています。愛である神が、天災、戦争、病などの苦難の多い人生で人間の一生を死によってすべて終わらせてしまうとは、私には考えられません。聖書に書かれている通り、神、キリスト・イエスを信じる者たちが、死後復活して神の御国において祝福の中で永遠の命を生きていくことを信じています。そのようにしてくださる神を信頼して、聖書の学びを継続します。