星 周作 Blog

★ 福岡より〇〇をこめて  ★

天使、サタン、悪霊(その⑯)

(その⑯)の続き。

 

聖書的見地から悪霊の存在を検討する時、オカルト的活動を見逃してはいけません。

オカルトとは、簡単に定義すれば次のように説明できます。

「秘密にされて隠されているものを人間の五感以上の世界に触れて隠されているものを得ようとすること。」

 

悪霊とオカルトの世界は密接に関係しているのですが、旧約聖書申命記18:9~13は、忘れてはならない聖句です。

f:id:hoshishusaku:20180219073401j:image
f:id:hoshishusaku:20180219143613j:image

10節及び11節に書かれている創造主(神)が忌み嫌う8つのことを検討したいと思います。

(1)占い

占いには各種のものがあります。

星占い、手相占い、風水、トランプ占い、タロットカード、水晶玉、占い棒(水脈探知)、千里眼など。

占いは「隠されている将来の情報を知る技術」のことですが、何故、創造主(神)が忌み嫌うのでしょうか。

奥山実牧師は著書「悪霊を追い出せ」で次のように書いています(一部要約)。

「占いをやると悪霊に心を開きます。占いというのは主なる神を否定することで『神様あなたなんか、あてになりません。だから悪霊に聞きます』というのがその姿勢です。ですから、どんな小さな占いも罪です。それで占いにこって、占いが当たる人は、悪霊の影響が強くなりますから危険です。新約聖書使徒の働き16:16に『占いの霊』とあるように、占いというのは当たるのです。もし占いが、まったくのインチキだったら、とうの昔に地球上から姿を消しているはずなのです。ところが困った事に、当たる占いがあるのです。なぜ当たるのかというと、占いの霊(悪霊)だからです。」

新約聖書使徒の働き16:16

f:id:hoshishusaku:20180219073428j:image

「おみくじ」も「この世の神(悪魔サタン)」や「悪霊」がいる神社で売られているものであり、おみくじを引くことによって将来を占うことになるので避けるべきです。

 

(2)卜者(ぼくしゃ)

動物の内臓の形などを読んで将来を予言する者。

 

(3)まじない師

魔術師のことであり、悪霊を用いて超自然的な現象をもたらす者。

 

(4)呪術者

魔術を使い人々を惑わす者。

 

(5)呪文

催眠術的なものを含めて呪文を唱え悪霊の支配下に置く。

 

(6)霊媒

死者とコンタクトをとること。

東北地方のイタコなど。

江原啓之は、著書「江原啓之への質問状」でフリーライターとの対談で次のように答えています。

フリーライター:江原さんはご自分のことを『スピリチュアル・カウンセラー』とおっしゃいますが、どうして霊能者という肩書きではないんですか?」

「江原:これはロンドンで出会った霊能者が『スピリチュアル・カウンセラー』という肩書きなのを知って、イメージがいいなと思ったからなのです。だって『霊能者』とか『心霊相談』とかいうと、なんだか『おどろおどろしい』感じがするでしょう。」

江原啓之は多数の本を出していますが、「因果(カルマ)の法則」「霊魂の法則」などを語り、ことごとく聖書に反することばかりを説いています。

幸福の科学大川隆法深見東州なども同じ類です。

 

(7)口寄せ

男の魔法使いのこと。

 

(8)死人に伺いを立てる者。

以上8つのことを創造主(神)が忌み嫌うことを肝に銘ずる必要があります。

 

テレビで心霊現象というものを取り上げる番組があり、成仏しない霊が荒れ果てた建物にいるとか、写真に写っているなどと騒いだりします。

 

そもそも、成仏していない霊は存在するのか?

 

人が死ぬと「ちり(肉体)は地に帰り、霊は神に帰ります」(伝道者の書12:7)。

そして、聖書では創造主である神及びイエス・キリストを信じた者は、死後直ちに霊はパラダイスに上げられ、不信者は黄泉(よみ・ハデス)に行くとあります。

したがって、成仏しない霊としてこの世に漂っていることはありえません。

成仏しない霊を見たという人がいるとすれば、フェイクか錯覚でしょう。

フェイクや錯覚ではなく、事実だとすれば、悪霊の仕業なのです。

 

男・女を問わずスピリチュアル・カウンセラーという名称であろうが、霊能者という名称であろうが、どんな名称を使用したとしても、悩みなどを抱える相談者の過去の経歴を言い当てる者がいます。

相談者が芸能人等の有名人の場合は、事前に下調べをしている可能性があるようです。

仮に本当に言い当てることがあった時こそ注意が必要です。

上記の使徒の働き16:16の「占いの霊(悪霊)」と同様に悪霊が働いて、真の神の栄光を閉ざしているからです。

 

人の将来を言い当てる「占い」や霊能者が死者の霊とコンタクトしたり、相談者の過去を言い当てることに何の意味があるのでしょうか。

 

言い当てられた相談者にとって何の益があるのでしょうか。

 

ただ「当たった」ということだけで、その相談者に真の「救い」をもたらすことにはなりません。

「救われる道」は、イエス・キリストを信じる道しかないことを、一人でも多くの人が、一日でも早く知ることが出来るよう心より祈ります。

アーメン。

 

↓ ↓ (その⑰)はこちらをクリック

hoshishusaku.hatenablog.com

 

 

f:id:hoshishusaku:20190227033640j:plain

https://bible-seisho.jimdo.com/

 

★私は、聖書に書かれている内容を、誰が読んでも明らかに比喩的な言葉を除き、字義通り理解した上で信じています。したがって、創造主である唯一の神の存在を確信し、イエスをキリスト(救い主)と認める者です。しかし、カトリック教会等のいずれの教会にも属していない無教会者です。あらゆる新興宗教のいずれの信者でもありません★

・天地万物の創造主だけが神

・万物・人間を創造せずして神たる資格なし

・商売繁盛の神、龍神など「〇〇神」と「神」の文字をくっつけても、万物を創造せずして神たる資格なし

・釈迦が万物を創造した方なら、釈迦を神と崇めますが、万物・人間を創造せずして拝む対象に非ず。

親鸞日蓮など、人格が高潔であり尊敬できる方であっても、万物・人間を創造せずして拝む対象に非ず。

〈私の信条〉

盲目的ではなく根拠に基づき理性的に、キリストを信じ尽くし、聖書を信じ尽くします。

★星周作(HN)本名:馬場忠博:馬場聖書研究室★

<私は聖書の神を信頼する>

私は、命の源である天地万物の創造主である神が愛をもって私たち人間を創造してくださったと確信しています。愛である神が、天災、戦争、病などの苦難の多い人生で人間の一生を死によってすべて終わらせてしまうとは、私には考えられません。聖書に書かれている通り、神、キリスト・イエスを信じる者たちが、死後復活して神の御国において祝福の中で永遠の命を生きていくことを信じています。そのようにしてくださる神を信頼して、聖書の学びを継続します。

〈イエスを信じる者は永遠の命をもつ〉ヨハネによる福音書3:16)ことを私は確信します。
f:id:hoshishusaku:20170608074434j:image