天使、サタン、悪霊(その⑬)
(その⑫)の続き。
将来におけるサタンの活動を見てみたいと思います。
サタンは、人間の反キリストを立てます。
前回、創世記3:15を取り上げた中で「女の子孫」と「サタンの子孫」が出て来ました。
この「サタンの子孫」が反キリストですが、聖書では次のように記しています。
テサロニケ人への手紙第二2:3~4
終末には背教が起こり、「不法の人、滅びの子」である反キリストが現われた後に「主の日」つまりキリストの再臨があるということです。
ヨハネの黙示録13:1~4では、海から上がって来た「一匹の獣」を反キリストとして表現しています。
1節の海から上がって来た「一匹の獣」には十本の角がありますが、このことは旧約聖書のダニエル書7:7に出て来ます。
要するに、旧約聖書を理解すれば黙示録を読み解くことができるということです。
ただ、この「天使、サタン、悪霊」の当ブログでは詳細は検討せずにポイントだけを見ていきます。
詳細は別の機会に取り上げたいと思います。
4節の「竜」はもちろんサタンを指します。
世界平和を装い本性を隠した竜(サタン)及び獣(反キリスト)をクリスチャンではない不信者は、それと知らず拝むようになります。
サタンは、反キリストの他に偽預言者も立てます。
ヨハネの黙示録13:11~18では、地から上がって来る「もう一匹の獣」として偽預言者が登場します。
地から上がって来た獣の偽預言者は海から上がって来た獣の反キリストを人間に拝ませようとします。
反キリストは人間ですが、その名前は数字の「666」で表すことができると18節にあります。
ヘブル語は母音が表記されず22字の子音から成り立っていて数字に置き換えることができます。
将来現れる反キリストの名前をヘブル語にして数字に置き換えて、この数字を足し算した合計が666になるという解釈です。
因みに、イエスをヘブル語にして数字に置き換えて足し算すると「749」になります。
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★私は、聖書に書かれている内容を、誰が読んでも明らかに比喩的な言葉を除き、字義通り理解した上で信じています。したがって、創造主である唯一の神の存在を確信し、イエスをキリスト(救い主)と認める者です。しかし、カトリック教会等のいずれの教会にも属していない無教会者です。あらゆる新興宗教のいずれの信者でもありません★
・天地万物の創造主だけが神
・万物・人間を創造せずして神たる資格なし
・商売繁盛の神、龍神など「〇〇神」と「神」の文字をくっつけても、万物を創造せずして神たる資格なし
・釈迦が万物を創造した方なら、釈迦を神と崇めますが、万物・人間を創造せずして拝む対象に非ず。
・親鸞、日蓮など、人格が高潔であり尊敬できる方であっても、万物・人間を創造せずして拝む対象に非ず。
〈私の信条〉
盲目的ではなく根拠に基づき理性的に、キリストを信じ尽くし、聖書を信じ尽くします。
★星周作(HN)本名:馬場忠博:馬場聖書研究室★
<私は聖書の神を信頼する>
私は、命の源である天地万物の創造主である神が愛をもって私たち人間を創造してくださったと確信しています。愛である神が、天災、戦争、病などの苦難の多い人生で人間の一生を死によってすべて終わらせてしまうとは、私には考えられません。聖書に書かれている通り、神、キリスト・イエスを信じる者たちが、死後復活して神の御国において祝福の中で永遠の命を生きていくことを信じています。そのようにしてくださる神を信頼して、聖書の学びを継続します。