久しぶりに柳ジョージの「酔って候」をユーチューブで聞きました。
この曲に出会ったのは22歳頃で、私自身も一日も欠かすことなくウィスキーと焼酎をあおっていました。
20代後半は、精神的にも肉体的にも厳しい仕事に就いていてストレス発散をするために、それこそ、鯨飲していた時期で、ほぼ毎日二日酔い状態で出勤していたことを思い出します。
この柳ジョージの「酔って候」で唄われているのは幕末四賢侯の一人の土佐藩主の山内容堂ですが、司馬遼太郎氏の著書「酔って候」の中で次のような記述があります。
「おれをたれだと思う」
「鯨海酔侯よ。鯨のごとく酒を飲む殿様てのは、天下ひろしといえどもおれだけだ」
山内容堂は、酒と女と詩を愛し、みずから号して「鯨海酔侯」と名乗った。
土佐の海は鯨が泳いでいる。
だから「鯨海」。
つねにその鯨が酔っている。ゆえに「酔侯」という意味である。
司馬遼太郎氏の「竜馬がゆく」「国盗り物語」「翔ぶが如く」などの長編小説が、NHK大河ドラマで放映されましたが、長編だけでなくキラリと光る短編も数多く、この「酔って候」は、同氏の短編の中では、私のベスト1ですね。長編は、以前書きましたが、「燃えよ剣」がベスト1です。
★タバコは27歳頃に止めました。焼酎、ウィスキーを毎日飲んでいましたが、30歳頃にビール以外は飲まなくなり、今は、梅酒をちょっとだけ飲んでいます。趣味は、主に海外ミステリー、時代小説を読むこと。江戸川乱歩ファンで江戸時代の風俗、レトロなものをみることが好きです。たまに散歩とスイミングをしています。93㎏、183㎝、ヒゲおやじです。宜しくお願いします★
・・・星周作(1956年生まれ)・・・