天使、サタン、悪霊(その⑧)
(その⑦)の続き。
聖書を学び始め、創造主(神)の存在を信じて、イエスが救い主(キリスト)だと信じても聖書の全ての内容が理解出来たわけではありません。
創造主(神)が私たち人間に知ることを許されていない事があり、そして、私たち人間が知ることが出来る自然法則を超えた創造主(神)の御業(奇蹟)があり、御業(奇蹟)によって天地が保たれているわけですから、そもそも聖書の全ての内容を万人が一点の誤りなく理解できるはずがない、と私は考えています。
「理解しないと信じられない。」と言う人たちがいるようですが、上記に書いたように不可能ではないでしょうか。
私は、ある時「聖書を真理の書と信じるなら中途半端に信じないで、聖書を丸ごと全て徹底的に信じる」と自分自身に言い聞かせると同時に決心しました。
その後、聖書を批判したり、創造主(神)の存在を否定したり、キリストを批判したりする多くの書籍を読むことも含めて聖書の学びと研究が深まるにつれ、この決心に間違いがなかったと日々実感しています。
さて、本日のテーマに入ります。
サタンは堕落して傲慢にも神になろうとしたわけですが、あくまでも被造物であり全知全能という無限の力があるわけではないのです。
テサロニケ人への手紙第二2:9に記されているようにサタンは奇跡を行うことができます。
テサロニケ人への手紙第二2:9~10
サタンの力を過大評価してはなりませんが、過小評価してもいけません。
神はサタンの活動に一定の制限を設けています。
神が許された範囲内でしかサタンは力を発揮することができないのです(ヨブ記1章、2章)。
ヨブ記1:12
ヨブ記2:6
話は変わりますが、創造主(神)はアダムを創造したときに「生めよ。ふえよ。地を満たせ。地を従えよ。海の魚、空の鳥、地をはうすべての生き物を支配せよ。」(創世記1:28)と命じました。
つまり、アダムに地の支配権を与えたのです。
しかし、アダムは禁断の「善悪の知識の木」を食べ、創造主(神)に背いたことによって地の支配権を失いました。
そして、この地の支配権を奪ったのがサタンであって、サタンが「この世を支配する者」となったわけです。
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★私は、聖書に書かれている内容を、誰が読んでも明らかに比喩的な言葉を除き、字義通り理解した上で信じています。したがって、創造主である唯一の神の存在を確信し、イエスをキリスト(救い主)と認める者です。しかし、カトリック教会等のいずれの教会にも属していない無教会者です。あらゆる新興宗教のいずれの信者でもありません★
・天地万物の創造主だけが神
・万物・人間を創造せずして神たる資格なし
・商売繁盛の神、龍神など「〇〇神」と「神」の文字をくっつけても、万物を創造せずして神たる資格なし
・釈迦が万物を創造した方なら、釈迦を神と崇めますが、万物・人間を創造せずして拝む対象に非ず。
・親鸞、日蓮など、人格が高潔であり尊敬できる方であっても、万物・人間を創造せずして拝む対象に非ず。
〈私の信条〉
盲目的ではなく根拠に基づき理性的に、キリストを信じ尽くし、聖書を信じ尽くします。
★星周作(HN)本名:馬場忠博:馬場聖書研究室★
<私は聖書の神を信頼する>
私は、命の源である天地万物の創造主である神が愛をもって私たち人間を創造してくださったと確信しています。愛である神が、天災、戦争、病などの苦難の多い人生で人間の一生を死によってすべて終わらせてしまうとは、私には考えられません。聖書に書かれている通り、神、キリスト・イエスを信じる者たちが、死後復活して神の御国において祝福の中で永遠の命を生きていくことを信じています。そのようにしてくださる神を信頼して、聖書の学びを継続します。