星 周作 Blog

★ 福岡より〇〇をこめて  ★

怪談じゃなかった番町皿屋敷

一昨日、即買い即読みした岡本綺堂氏のキンドル電子書籍の 「番町皿屋敷」の余韻が今でも続いています。

 

番町皿屋敷と言えば、子供の頃にテレビで見た「いちまあーい、にまあーい・・・」の怪談と葛飾北斎の浮世絵「百物語さらやしき」をイメージします。

 

当然怪談のつもりで読み始めた岡本綺堂氏の番町皿屋敷は、江戸時代の封建制度を絡めた男女の悲しい恋の物語でした。

 

怪談じゃなかった番町皿屋敷、心にグッときました。

恐るべし岡本綺堂、さすがです。


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北斎の「百物語さらやしき」は、主役の菊の首が皿で描かれ、たれ目で口から霊気らしきものを吐いているところがユーモラスです。

 


★タバコは27歳頃に止めました。焼酎、ウィスキーを毎日飲んでいましたが、30歳頃にビール以外は飲まなくなり、今は、梅酒をちょっとだけ飲んでいます。趣味は、主に海外ミステリー、時代小説を読むこと。江戸川乱歩ファンで江戸時代の風俗、レトロなものをみることが好きです。たまに散歩とスイミングをしています。93㎏、183㎝、ヒゲおやじです。宜しくお願いします★

・・・星周作(1956年生まれ)・・・

 

 

 

時代小説の原点、岡本綺堂

昨日、小池百合子都知事の座右の書「失敗の本質」を買おうか迷いましたが、結局購入棚上げ。

江戸好き時代小説好きが勝り、代わりに岡本綺堂氏のキンドル電子書籍を購入。

なんと言っても200円という安さにもかかわらず、242作品も入っているので即買いです。

スマホで一作品「番町皿屋敷」を即読み。

登場人物の江戸っ子のべらんめぇ口調が冴えまくり。

これぞ江戸!

まんぞく、まんぞく!

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 岡本綺堂氏(明治5年生)の本は、コナン・ドイルシャーロック・ホームズの刺激を受けて書いた「半七捕物帳」を初め、結構読んできましたが、まだ、読んでいない作品も多々あり、お買い得過ぎる商品でした。

時代小説、推理小説草創期の作品でありながら、今読んでも古さを感じさせないクオリティーの高さが、120年程経た今でも新たな読者を獲得している所以のようです。

江戸時代の風俗や生活感が充分残る、明治5年生まれの岡本綺堂氏の書いた江戸ものの小説だけに、真実の江戸の風俗と情緒が織り込まれ、今となっては貴重な作品ばかりです。

難しいことを考えないでいい、シンプルなストーリー展開が心地よいです。

現代物のミステリーに馴れた方には、シンプル過ぎて物足りなさを感じるかもしれないですね。

ただ、逆に複雑過ぎるストーリーや猟奇的殺人・サイコキラーなどに飽きた方には新鮮さがあるかも!

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★タバコは27歳頃に止めました。焼酎、ウィスキーを毎日飲んでいましたが、30歳頃にビール以外は飲まなくなり、今は、梅酒をちょっとだけ飲んでいます。趣味は、主に海外ミステリー、時代小説を読むこと。江戸川乱歩ファンで江戸時代の風俗、レトロなものをみることが好きです。たまに散歩とスイミングをしています。93㎏、183㎝、ヒゲおやじです。宜しくお願いします★

・・・星周作(1956年生まれ)・・・

 

 

小池百合子都知事の座右の書

小池百合子都知事の座右の書「失敗の本質」がブームらしいですね。

読みたいけど、他に読みたい本が目白押しなので思案中!


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★タバコは27歳頃に止めました。焼酎、ウィスキーを毎日飲んでいましたが、30歳頃にビール以外は飲まなくなり、今は、梅酒をちょっとだけ飲んでいます。趣味は、主に海外ミステリー、時代小説を読むこと。江戸川乱歩ファンで江戸時代の風俗、レトロなものをみることが好きです。たまに散歩とスイミングをしています。93㎏、183㎝、ヒゲおやじです。宜しくお願いします★

 ・・・星周作(1956年生まれ)・・・


日本(ジツホン) → ジャパン

長年、英語で日本を何故「ジャパン・JAPAN」というのか疑問でした。

 

ネットで江戸時代まで「ジッポン」と言っていたという記事を見たことがあります。

「日」という字は、元日や本日のように「ジツ」と読みます。

ですから「日本」は「ジツホン」ですよね。

その「ジツホン」が「ジッポン」となり、英語で「ジャパン」となったという説明でした。

 

これぞジッポンを感じるときが誰にもあると思いますが、私にとってジッポンを感じるものの一つとして「浮世絵」があります。

 

かって、ジャポニスムということでゴッホが浮世絵に影響を受けて歌川広重の名所江戸百景などを模写したことは有名ですね。

 

北斎はもちろん良いのですが、私は、歌川広重の「名所江戸百景」と「東海道五拾三次」が好みです。

 

広重の二つのシリーズを眺めていると、「これぞ日本」「これぞジッポン」を感じます。

 

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(↑名所江戸百景)

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(↑名所江戸百景)
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(↑東海道五拾三次)
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(↑東海道五拾三次)

 

★タバコは27歳頃に止めました。焼酎、ウィスキーを毎日飲んでいましたが、30歳頃にビール以外は飲まなくなり、今は、梅酒をちょっとだけ飲んでいます。趣味は、主に海外ミステリー、時代小説を読むこと。江戸川乱歩ファンで江戸時代の風俗、レトロなものをみることが好きです。たまに散歩とスイミングをしています。93㎏、183㎝、ヒゲおやじです。宜しくお願いします★

・・・星周作(1956年生まれ)・・・

 

 

TSUTAYA → 浮世絵 → 蔦屋重三郎

 レンタルショップTSUTAYAを目にするようになったのはいつ頃だったでしょうか。

妙な屋号だなあと思っていましたが、浮世絵を見るのが好きな私が浮世絵の関連本を読む中で、江戸時代の浮世絵の版元として「蔦屋重三郎」(つたやじゅうざぶろう)という名前を度々目にすることがあり、なんとなく、TSUTAYAから「蔦屋重三郎」を連想していました。

昔はインターネットで検索する習慣がなく調べることもできず、強いて調べる気も起きずに年月が経ちました。

ネット検索を素早くできる時代になり昨年調べると、TSUTAYAを運営するCCC(カルチュア・コンビニエンス・クラブ)のHPを見て、手前味噌ですが、やはりそうだったのかと府に落ちました。

HPを引用します。

1.TSUTAYAの創業者である増田宗昭の祖父が、事業を営んでいた際の屋号が「蔦屋」であった。

2.江戸時代の地本問屋(じほんといや)の「耕書堂」の主人で、写楽を世に出したとも言われている蔦屋重三郎にあやかり名付けた。

 

東洲斎写楽といえば大首絵(おおくびえ)が有名ですね。


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35歳頃に写楽関連小説を探して読んだ中で高橋克彦著「写楽殺人事件」と北森鴻著「写楽・考」が面白かったですね。

 

写楽・考」の他「狐闇」「狐罠」「桜宵」「緋友禅」「孔雀狂想曲」などの北森鴻氏の作品を好んで読んだ時期がありましたが、48歳という若さで2010年1月25日に亡くなりました。


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★タバコは27歳頃に止めました。焼酎、ウィスキーを毎日飲んでいましたが、30歳頃にビール以外は飲まなくなり、今は、梅酒をちょっとだけ飲んでいます。趣味は、主に海外ミステリー、時代小説を読むこと。江戸川乱歩ファンで江戸時代の風俗、レトロなものをみることが好きです。たまに散歩とスイミングをしています。93㎏、183㎝、ヒゲおやじです。宜しくお願いします★

・・・星周作(1956年生まれ)・・・

 

 

時代小説の三大巨匠、藤沢周平

藤沢周平作品大好物です。

 

時代小説の三大巨匠、私にとって時代小説といえば、山本周五郎藤沢周平池波正太郎の三氏がメインです。

 

三氏の作品は、テレビ、映画と過去及び現在何度も映像化され好評を博しています。

 

ベストセラー本やマンガでヒットした作品が映像化されてもコケることが多々ありますが、そのほとんどは、原作からかけ離れた脚本ストーリーに原因があるように考えます。

 

せっかく原作が面白く素晴らしくベストセラーにもなっているのに、わざわざヒットしないように創っているとしか考えられません。

 

原作と全く同じか、ある程度忠実に反映して映像化した作品は、ヒットしているようです。

 

池波正太郎氏のテレビ放映された「鬼平犯科帳」や「剣客商売」が面白いのは、原作を忠実に反映しているからこそだと思います。

 

池波正太郎氏も原作を忠実に反映して創ることを要望していたようです。

 

私の声など届くはずもありませんが、テレビ映画関係者の皆さん、小説やマンガ等の作品を映像化する際は、ぜひ、原作の作者の意図やストーリを壊すことがないようお願いします。

 

藤沢周平氏の作品で映像化されたものは、原作のストーリをある程度忠実に再現しているので、ほほ外れなく面白く仕上がっているようです。

 

蝉しぐれ」や「風の果て」をNHK放映当時は仕事が忙しく見ていませんでしたが、遅ればせながら最近ユーチューブで見ました。原作と勝るとも劣らない出来栄えに感心しました。

 

原作をある程度忠実に再現し、かつ、BGMも加わることによって、原作の素晴らしさがより引き立っていたような気がします。

 

蝉しぐれ」の映像エンディングに流れるイラストと主題歌が素晴らしく本編の余韻をじっくり味あわせてくれました。

 

www.youtube.com

 

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★タバコは27歳頃に止めました。焼酎、ウィスキーを毎日飲んでいましたが、30歳頃にビール以外は飲まなくなり、今は、梅酒をちょっとだけ飲んでいます。趣味は、主に海外ミステリー、時代小説を読むこと。江戸川乱歩ファンで江戸時代の風俗、レトロなものをみることが好きです。たまに散歩とスイミングをしています。93㎏、183㎝、ヒゲおやじです。宜しくお願いします★

・・・星周作(1956年生まれ)・・・

 

 

クローム、キンドル電子書籍

ネットのブラウザはIE(インターネットエクスプローラー)を使っていましたが、動きが少し遅く若干ストレスを感じていました。

以前ネットでグーグル・クロームだと動きが速くなるという記事を思い出し、遅ればせながら今回クロームに乗り換えました。

IEより確かに速く使い勝手もよく満足です。

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「本を読むんだったら紙でしょ。電子書籍なんてとんでもない」と思っていた私ですが、キンドル電子書籍に手を出してしまいました。

欲しい本があったのですが、その本は古本でそこそこの値段がしたので買わずにいました。

ところが、ネットを検索していると、なんとキンドル版で99円とあるではないですか、アマゾンで1円本をたまに買うことがありますが、配送料・手数料257円がプラスされることと比べると純粋に99円です。

スマホとパソコンの両方で読んでも、99円です。

電子書籍なんてとんでもない」とは言ってられません。

直ちに電子書籍購入に必要な無料アプリをスマホとパソコンにダウンロードして、キンドル電子書籍購入です。

スマホとパソコンの両方で読むことができるのが良いです。

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蛍光ペンを付けたりできます。


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文字の大きさはもちろん、フォントを選んだり、行間隔を変えたり、中々使い勝手が良いですね。

それでも紙本に愛着がありますね。

しかし、小さな文字を読むことがつらい年齢になってくるにつれ、電子書籍の文字の大きさを変えられるのは魅力です。


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★タバコは27歳頃に止めました。焼酎、ウィスキーを毎日飲んでいましたが、30歳頃にビール以外は飲まなくなり、今は、梅酒をちょっとだけ飲んでいます。趣味は、主に海外ミステリー、時代小説を読むこと。江戸川乱歩ファンで江戸時代の風俗、レトロなものをみることが好きです。たまに散歩とスイミングをしています。93㎏、183㎝、ヒゲおやじです。宜しくお願いします★

・・・星周作(1956年生まれ)・・・