星 周作 Blog

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キリストは実在の人か?

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キリストが実在したことについて疑う歴史家は、今日おりません。ですから、キリストの実在を疑う人がいれば、その人は歴史の事実を知らない人です。つまり、キリストの実在ということは、クリスチャンだけがそう思い込んでいる事柄なのではなく、クリスチャンであろうとなかろうと、だれもが認めなければならない事実だからです。そこで、まずキリスト教が発生したころの、ユダヤ人以外の人による資料を引用してみましょう。

代表的なローマの歴史家タキトゥスは、その著「年代記」にティベリウス(テベリオ)からネロまでのローマ帝国の皇帝の歴史を書きました。この「年代記」は、紀元54年から68年までの皇帝ネロの治世を含んでおります。紀元64年に、首都ローマを焼き尽くした大火の責任は、ネロ自身にあるといううわさが全市に広まった時「ネロはこのうわさをもみ消すために、『クリスティアノス』(クリスチャンのこと)と呼ばれ、その嫌悪すべき行為のゆえに憎まれていた一団の人々を犯人とし、彼らを、もっと念の入った残忍な方法で処罰した。クリスティアノスという名が由来する『クリストス』(キリストのこと)という人は、皇帝ティベリウス(テベリオ)の治世に、総督ポンティウス・ピラトゥス(ポンテオ・ピラト)の手で死刑に処せられた」と記しています。

また有名なユダヤ人歴史家で、イエスと同時代人であったヨセフォス(ヨセフス)は、その著『古代史』に次のように記しております。『そのころイエスという者は現れた。もし彼を人と呼ぶべきであるとすれば、まことに賢人そのものであると言わねばならない。なぜなら、彼は驚嘆すべき業(わざ)を行ない、喜んで真理を受け入れる人々の教師であったからである。彼はユダヤ人ばかりでなく、多くのギリシア人をも指導した。この人がキリスト(救い主)であった。そして彼は、われわれの間の指導者たちの非難を受け、ピラトゥス(ピラト)が彼を十字架の死刑に処した時でさえ、先にキリストを愛した人々はとだえることがなかった。というのは、彼は三日目によみがえって、人々に現われたからである。神の預言者たちは、彼について、これらのことのほか、多くの不思議なことを預言していた。そして今でも、彼にちなんで名づけられた『クリスティアノス』の一族は、消滅しないのである。」

またユダヤ教の『タルムード』には、ナザレのイエスは弟子たちを集め、「魔術を行い、イスラエル人を迷わした」かどで罪に定められ、過越(すぎこし)の祭りの前夜、十字架に付けられた者であった、と記されています。

これらの資料は、すべてキリスト教以外の資料です。そしてこれらの資料が、キリスト教の資料である新約聖書、とくに四福音書の記録と、その詳細な点に至るまで一致しているということは、実に興味あることです。こうしたことから、キリストの実在については、無知による以外、だれ一人として否定する人はおりません。

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上記は尾山令仁牧師の著書からの引用です。

 

 

 

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https://bible-seisho.jimdo.com/

 

★私は、聖書に書かれている内容を、誰が読んでも明らかに比喩的な言葉を除き、字義通り理解した上で信じています。したがって、創造主である唯一の神の存在を確信し、イエスをキリスト(救い主)と認める者です。しかし、カトリック教会等のいずれの教会にも属していない無教会者です。あらゆる新興宗教のいずれの信者でもありません★

・天地万物の創造主だけが神

・万物・人間を創造せずして神たる資格なし

・商売繁盛の神、龍神など「〇〇神」と「神」の文字をくっつけても、万物を創造せずして神たる資格なし

・釈迦が万物を創造した方なら、釈迦を神と崇めますが、万物・人間を創造せずして拝む対象に非ず。

〈私の信条〉

盲目的ではなく根拠に基づき理性的に、キリストを信じ尽くし、聖書を信じ尽くします。

★(HN)星周作:(本名)馬場忠博(1956年生):馬場聖書研究室★

<私は聖書の神を信頼する>

私は、命の源である天地万物の創造主である神が愛をもって私たち人間を創造してくださったと確信しています。愛である神が、天災、戦争、病などの苦難の多い人生で人間の一生を死によってすべて終わらせてしまうとは、私には考えられません。聖書に書かれている通り、神、キリスト・イエスを信じる者たちが、死後復活して神の御国において祝福の中で永遠の命を生きていくことを信じています。そのようにしてくださる神を信頼して、聖書の学びを継続します。

〈イエスを信じる者は永遠の命をもつ〉ヨハネによる福音書3:16)ことを私は確信します。

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