先祖供養をしないと祟りがあるのか?
今日は8月15日(木)ですが、世間はお盆(旧盆)です。
お盆ということで先祖供養について考えてみたいと思います。
先祖供養をしなかったり、不充分だと病気になったり、祟り(たたり)があったりするのでしょうか。
ガンなどの病気になったり、事故で大怪我をしたり、子供が生まれなかったり(不妊)、とかく不運なのは、先祖供養をしないからだとか、先祖供養をすれば、病気が治り、開運に効果があるなどという人がいたり、新興宗教があったりします。
少し冷静に考えれば分かることですが、先祖供養をしなかったり、不充分だからということで、先祖が子孫を祟るなどということがあるわけがないことが分かるはずです。
すでに亡くなっている先祖である親が、先祖の自分を、子供が供養しないからということで、自分の子供に対して、ガンになるようにしたり、怪我がさせたり、不妊にさせたり、不幸が続くようなことをするはずがありません。
ところで、聖書は先祖供養について、何か書いているのでしょうか?
聖書は、先祖供養することを命じているのでしょうか。
聖書には、「殺してはならない」「姦淫してはならない」などの戒めが書かれています。
実は、モーセの十戒は旧約聖書の五書(創世記、出エジプト記、レビ記、民数記、申命記)の中のあちこちに書かれている律法の戒め613のうちの一部なのです。
ここで613の戒めを書き出すことはしませんが、613の内の248の律法は、積極的にしなくてはならないことを命じています(積極的律法)。
そして、365の律法はしてはならないと禁じられているものです(禁止律法)。
この613の戒めを改めて読み、聖書全体を読んでみても、先祖供養をするように命じている箇所は見当たりません。
それどころか、申命記18:11には次のように書かれています。
このように聖書、つまり、創造主(神)は先祖の死者と交信をすることを禁じています。
聖書は死者よりも、今生きている父と母を敬えと明確に命じているのです。
出エジプト記20:12をご覧ください。
イエス・キリストはどのように語っているのでしょうか。
マタイの福音書22:36~39をご覧ください。
613の律法の戒めの中で重要な第一の戒めは旧約聖書・申命記6章5節に書かれているものです。
第二の戒めは旧約聖書レビ記19章18節に書かれているものです。
本日はここまでです。
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★私は、聖書に書かれている内容を、誰が読んでも明らかに比喩的な言葉を除き、字義通り理解した上で信じています。したがって、創造主である唯一の神の存在を確信し、イエスをキリスト(救い主)と認める者です。しかし、カトリック教会等のいずれの教会にも属していない無教会者です。あらゆる新興宗教のいずれの信者でもありません★
・天地万物の創造主だけが神
・万物・人間を創造せずして神たる資格なし
・商売繁盛の神、龍神など「〇〇神」と「神」の文字をくっつけても、万物を創造せずして神たる資格なし
・釈迦が万物を創造した方なら、釈迦を神と崇めますが、万物・人間を創造せずして拝む対象に非ず。
〈私の信条〉
盲目的ではなく根拠に基づき理性的に、キリストを信じ尽くし、聖書を信じ尽くします。
★(HN)星周作:(本名)馬場忠博(1956年生):馬場聖書研究室★
<私は聖書の神を信頼する>
私は、命の源である天地万物の創造主である神が愛をもって私たち人間を創造してくださったと確信しています。愛である神が、天災、戦争、病などの苦難の多い人生で人間の一生を死によってすべて終わらせてしまうとは、私には考えられません。聖書に書かれている通り、神、キリスト・イエスを信じる者たちが、死後復活して神の御国において祝福の中で永遠の命を生きていくことを信じています。そのようにしてくださる神を信頼して、聖書の学びを継続します。