名探偵は誰だ?
名探偵は誰でしょう。
国内では、明智小五郎、金田一耕助、江戸川コナン 、古畑任三郎、ガリレオなど。
ちょっと待っていただきたい!
フィリップ・マーロウを忘れないで欲しい!
ハードボイルド小説の雄 レイモンド・チャンドラーの創造したフィリップ・マーロウこそ私の名探偵です。
30歳頃ハードボイルド小説がマイブームで内外のハードボイルド小説を読み漁りましたが、そんな中で他を圧倒してピカイチだったのが、レイモンド・チャンドラーの作品、その主人公フィリップ・マーロウです。
日本国内で販売された全作品を読みましたが、なかでも「プレイバック」での名セリフ「タフでなくては生きてはいけない、やさしくなければ生きている資格がない」はハードボイルドの代名詞として有名ですね。
<フィリップ・マーロウのプロフィール>
身長183㎝、体重86㎏、髪はダークブラウン、眼ブラウン。
好男子で一見して屈強には見えないが、事によっては腕力沙汰も辞さない。
ロスアンゼルス・ハリウッド大通りに事務所を持つ私立探偵、独身。
ヘビースモーカーでタバコは主にキャメル、辛口の酒を好む。
コーヒーの淹れ方には、少々うるさい。
数人の男優によって映画化されたが、チャンドラーはハンフリー・ボガートが演ずるマーロウを特に気に入っていたそうです。
因みに、ハンフリー・ボガートの愛称はボギー。
老婆心ですが、これからチャンドラーを読もうとする方へアドバイス。
名セリフが書いてある「プレイバック」から読み始めることはお薦めできません。
チャンドラー作品の面白さが十分出ていなくガッカリするかもしれないからです。
「さらば愛しき女よ」(中編)から読み始め「長いお別れ」(長編)へとすすむことをお薦めします。
以前も書きましたが「長いお別れ」は、私が読んだ海外ミステリーのベストワンです。
<追伸>
元祖ハードボイルド作家ダシール・ハメットの「マルタの鷹」の私立探偵サム・スペードも忘れ難い!
★タバコは27歳頃に止めました。焼酎、ウィスキーを毎日飲んでいましたが、30歳頃にビール以外は飲まなくなり、今は、梅酒をちょっとだけ飲んでいます。趣味は、主に海外ミステリー、山本周五郎作品などの時代小説を読むこと。江戸川乱歩ファンで江戸時代の風俗、レトロなものをみることが好きです。たまに散歩とスイミングをしています。93㎏、183㎝、ヒゲおやじです。宜しくお願いします★
・・・星周作(1956年生まれ)・・・