星 周作 Blog

★ 福岡より〇〇をこめて  ★

真田幸村は颯爽としたイケメン?

NHK大河ドラマ真田丸」がクライマックスを迎えようとしているようですね。

時代小説の他、歴史小説も好きで、真田幸村のファンですが、テレビは全く視ていません。

特別理由はないのですが、何故か視ようという気が起きないんです。

映像よりも小説・文字で楽しみたいようです。

 

写真の錦絵(にしきえ)は、浮世絵師の豊原国周が描いた「新古歌舞伎十八番之内」のなかの一枚です。

幸村の活躍は徳川の世にもひそかに語り継がれ、このような錦絵からもその人気がうかがわれます。

因みに錦絵とは、木版多色刷りの浮世絵のことです。

 

f:id:hoshishusaku:20161106073856j:image

 

徳川家康から恐れられた戦いぶりや、少ない兵で大軍に立ち向かった剛毅さから颯爽とした風貌を思わせる幸村ですが、実際の姿はそのイメージとは異なるようです。

幸村が九度山で蟄居していた頃に、姉・村松殿の婿である小山田茂誠(おやまだしげのぶ)に宛てた手紙には「とにかく年老いてしまったことが残念でなりません。去年から急に老け込み、病気がちです。歯も抜け、ひげも黒いものは少なくなりました」と記されています。

壮年期に蟄居生活を強いられて幸村の肉体は老け込み、さらに、父・昌幸が死去した精神的ショックも加わって、心身ともに疲れ果てていたようです。

 

作家の池波正太郎氏は、全12巻という巨編「真田太平記」のなかで、幸村の容姿を「小肥りの躰の背をまるめるようにして、豪勇の人という印象は全くなかった」と書いています。

 

f:id:hoshishusaku:20161106073906j:image

(有名な幸村の肖像のひとつ、上田市立博物館蔵)

 

★タバコは27歳頃に止めました。焼酎、ウィスキーを毎日飲んでいましたが、30歳頃にビール以外は飲まなくなり、今は、梅酒をちょっとだけ飲んでいます。趣味は、主に海外ミステリー、時代小説を読むこと。江戸川乱歩ファンで江戸時代の風俗、レトロなものをみることが好きです。たまに散歩とスイミングをしています。93㎏、183㎝、ヒゲおやじです。宜しくお願いします★

・・・星周作(1956年生まれ)・・・