現代は短命社会?(その1)
日本では65歳以上の高齢者の割合が増え続けていて、高齢化社会と言われるようになって久しいのですが、聖書を学ぶとアダムやノアが生きた古代の方がはるかに長寿社会であり、現代は高齢化社会ではなく実は短命社会であることが分かります。
何故、そう言えるのか以下検討したいと思います。
歴史上、不老不死の薬を求めた王様や皇帝もいたようですが、誰しも健康でさえあれば少しでも長生きができればと思っている事でしょう。
驚くことに969歳まで生きた人間がいるのをご存じですか。
実は、旧約聖書に登場するメトシェラという人物は、何と969歳まで生きたと書かれています。
創世記5:27をご覧ください。
最初の人間アダムは930歳、ノアの箱舟で有名なノアは950歳まで生きたと書かれています。
創世紀5:5
創世紀9:29
人によっては、聖書は神話に過ぎず架空の物語(フィクション)であり信じるに値しないといいます。
しかし、私は聖書を丸ごと信じています。
古代に書かれたものは、現代の本のように多くの読者を対象にベストセラー作家になってお金を稼ごうと様々な架空の物語(フィクション)が書かれる時代とは異なり、明らかに神話であるものを除き、架空の物語を書くことに意味はなく、事実を書いて後世に伝えることこそが重要だったはずです。
紙が発明され印刷技術が発達する遥か以前の旧約聖書が書かれた遠い時代では、羊の皮などで作った高価な羊皮紙に書いたようですが、読み書きができる人間がそんなに多くいなかった(もちろん割合は不明)古代社会で高価な羊皮紙に架空の物語を書く余裕も必要もなかったはずです。
上記の長寿の記事が書かれている旧約聖書の箇所は何の誇張も脚色もなく、事実だからこそ聖書の筆者は淡々と書いたはずです。
ところがアダムやノアの時代より後の時代になると一転して人間の生きた年数が短くなります。
次の聖書箇所をご覧ください。
創世記23:1
創世記25:7
申命記34:7
このようにアブラハムの妻のサラは127歳、アブラハムは175歳、十戒で有名なモーセは120歳と書かれています。
皆さん不思議だとは思いませんか?
もし、聖書が架空の作り話なら、アブラハムが175歳、サラが127歳、モーセが120歳で死んだなどとは書かずに、アダムやノアやメトシェラと同じように900歳以上生きたと書いてもよかったはずです。
何故でしょうか?
私の結論。
聖書は架空の作り話などではなく、現実に起こった事実を事実として後世の人間に伝えるために、聖書の筆者は誠実に書いたのです。
聖書を学べば古代の方がはるかに長寿社会であり、現代の方が短命社会であることが分かります。
本日はここまでです。
次回(その2)に続く。
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★私は、聖書に書かれている内容を、誰が読んでも明らかに比喩的な言葉を除き、字義通り理解した上で信じています。したがって、創造主である唯一の神の存在を確信し、イエスをキリスト(救い主)と認める者です。しかし、カトリック教会等のいずれの教会にも属していない無教会者です。あらゆる新興宗教のいずれの信者でもありません★
・天地万物の創造主だけが神
・万物・人間を創造せずして神たる資格なし
・商売繁盛の神、龍神など「〇〇神」と「神」の文字をくっつけても、万物を創造せずして神たる資格なし
・釈迦が万物を創造した方なら、釈迦を神と崇めますが、万物・人間を創造せずして拝む対象に非ず。
〈私の信条〉
盲目的ではなく根拠に基づき理性的に、キリストを信じ尽くし、聖書を信じ尽くします。
★(HN)星周作:(本名)馬場忠博(1956年生):馬場聖書研究室★
<私は聖書の神を信頼する>
私は、命の源である天地万物の創造主である神が愛をもって私たち人間を創造してくださったと確信しています。愛である神が、天災、戦争、病などの苦難の多い人生で人間の一生を死によってすべて終わらせてしまうとは、私には考えられません。聖書に書かれている通り、神、キリスト・イエスを信じる者たちが、死後復活して神の御国において祝福の中で永遠の命を生きていくことを信じています。そのようにしてくださる神を信頼して、聖書の学びを継続します。