星 周作 Blog

★ 福岡より〇〇をこめて  ★

イスラエル人、ユダヤ人、ヘブル人(その⑤)

海の底深くで暮らす深海魚に仮に人間と同じような知恵があっても、深海魚にとって目で見える水の中の生活がすべてであり、創造主(神)の存在を認めようとしない人間と同じように見たことがない世界を信じることは出来ません。

しかし、海から一歩出れば、太陽が輝き、大気があり、緑豊かな森があり、美しく咲く花々がある世界が間違いなく存在するのです。

聖書を学び、天地万物の創造主(神)が存在することを認め、主イエス・キリストを信じることが出来たキリスト者には、目に見ることが出来ない霊の世界があることも確信することが出来、今はまだ目にすることが出来ないけれどいずれ訪れることになる永遠のいのちの世界があることも確信することができるのです。

いや、いずれ訪れるということではなく、今まさにこの瞬間が永遠に続くいのちのそのひと時を過ごしているということを認識しているのです。

 

さて、本日のテーマに入ります。

士師の時代から王政の時代に移行することになったイスラエルですが、最初の王サウルからダビデ、ソロモンが王となり、その後、イスラエル王国は南北に分裂し、(北)イスラエル王国と(南)ユダ王国のそれぞれに王が立てられます、下記の画像が王たちの一覧です。

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(出典:創元社「聖書大百科」)

 

一人一人の王たちには、それぞれの王の時代に発生した興味深い事件があったりするのですが、本日のブログでは主にダビデ王とソロモン王についてポイントだけを概観します。

 

ダビデは30歳で王となり、70歳まで王としてイスラエル王国を統治しました。その治世はヘブロンの地で7年6ヶ月、ついでエルサレムで30年、合計40年の長きにわたります。

ダニエルはエルサレムイスラエル王国の首都としたのですが、このエルサレムは、もとエブス人が占拠していた要害の地でエブス人は「この町は難攻不落なので、目の見えない者でも足の不自由な者でも守り切ることができる」と豪語していましたが、ダビデが攻め落としエブス人を追い出して、「ダビデの町」と呼んだ所です。

サムエル記第二5:4~10をご覧ください。

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7節の「シオン」とはエルサレムのことですが、聖書大事典(教文館)では次のように説明しています。

「シオンは、エルサレムの一区域の名称ないしエルサレム全市およびその住民全体を指す呼称。元来シオンはイスラエル以前のエルサレムの名称ないしエブス人の町のあった丘、すなわちエルサレム南東部にある丘の名称である。」

因みに、パレスチナ問題を語る時「シオニズム」という言葉が出てくることがありますが、シオンすなわちエルサレムに象徴される約束の地カナンに帰り、ユダヤ人固有の国家を建設しようとする近代ユダヤ人の運動を指す言葉です。

 

ダビデの町」について新約聖書のルカの福音書2:11では次のように記されています。

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ただ、ここで記されている「ダビデの町」はエルサレムの南約8キロにあるダビデの故郷でもあるベツレヘム(サムエル記第一16:18、20:6)であることを付言しておきます。

 

ダビデは、モーセ十戒が書かれた石が納められた「神の箱(契約の箱)」のために神殿を立てたいと願うのですが、預言者ナタンを通して創造主(神)のことばが告げられます。それは、ダビデではなく、ダビデから出る世継ぎの子(ソロモン)が神殿を建設するというものです(サムエル記第二7:1~29)。

天地万物の創造主である唯一の神を篤く信仰するダビデでしたが、偶像崇拝をする周辺諸国の王と同じように、多数の妻妾(さいしょう)を持つことになります。

モーセは「多くの妻を持ってはならない。心をそらせてはならない。」と命じていました(申命記17:17)。

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しかし、ダビデの魂は、いつしか官能の深みに嵌っていたようです。

 

今も昔も男という生き物の本性は変わらないようで、金や権力を持ち、そして、体が健康で頑健であればあるほど性的誘惑に嵌りやすいのです。

だから、貧しく権力も持たない健康な男が不倫をしないのは(例外の男性もいますが)、しないのではなくて、性的欲求を押さえざるを得ないだけのことであり、何かのキッカケで大金を手にしたり、特別の地位(政治家、社長など)を持つと本性が顕在化することがままあるのです。どこかのお寺の偉いお坊さんも例外ではありません(そんなニュースがありましたね)。

 

ダビデが犯した罪の中で注目すべきは、ダビデの部下のウリヤの妻バテ・シェバの美しさに目を奪われ姦淫したことですが、ダビデは姦淫の事実を隠すためウリヤを戦場に赴かせ死に追いやります。

しかし、このことがダビデを苦しめることになるのです(詳細は割愛)。

 

イスラエル王国の第三代の王ソロモンはダビデが姦淫したバテ・シェバとの間の子ですが、ソロモンは自分のために長寿を求めず、自分のために富を求めずに「善悪を判断してイスラエルの民をさばくために聞き分ける心を与えください。」と創造主(神)に求めるほどの信仰篤い人でした。

しかし、ダビデと同じように多数の妻妾を持つことになります。

そして、ソロモンの心はいつしか唯一の神から離れていくことになるのです。

列王記第一3:9~12

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列王記第一11:3~4

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本日はここまでです。次回はイスラエル王国の分裂等についてアップします。

 

ブログアップは日曜日・火曜日・木曜日の週3回です。

次回は7月29日(日)にアップします。      

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https://bible-seisho.jimdo.com/



★私は、聖書に書かれている内容を、誰が読んでも明らかに比喩的な言葉を除き、字義通り理解した上で信じています。したがって、創造主である唯一の神の存在を確信し、イエスをキリスト(救い主)と認める者です。しかし、カトリック教会等のいずれの教会にも属していない無教会者です。あらゆる新興宗教のいずれの信者でもありません★

・天地万物の創造主だけが神

・万物・人間を創造せずして神たる資格なし

・商売繁盛の神、龍神など「〇〇神」と「神」の文字をくっつけても、万物を創造せずして神たる資格なし

・釈迦が万物を創造した方なら、釈迦を神と崇めますが、万物・人間を創造せずして拝む対象に非ず。

〈私の信条〉

盲目的ではなく根拠に基づき理性的に、キリストを信じ尽くし、聖書を信じ尽くします。

★(HN)星周作:(本名)馬場忠博(1956年生):馬場聖書研究室★

<私は聖書の神を信頼する>

私は、命の源である天地万物の創造主である神が愛をもって私たち人間を創造してくださったと確信しています。愛である神が、天災、戦争、病などの苦難の多い人生で人間の一生を死によってすべて終わらせてしまうとは、私には考えられません。聖書に書かれている通り、神、キリスト・イエスを信じる者たちが、死後復活して神の御国において祝福の中で永遠の命を生きていくことを信じています。そのようにしてくださる神を信頼して、聖書の学びを継続します。

〈イエスを信じる者は永遠の命をもつ〉ヨハネによる福音書3:16)ことを私は確信します。

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