メシア預言(その①)
「救い主」のことをヘブル語では「メシア」、ギリシア語では「クリストス、日本語カタカナ表記でキリスト」、英語では「クライスト」です。
人間がアダムから引き継いだ罪から解放されて永遠のいのちに至る、つまり、救われるためには、「救い主」の御力が必要です。
人間を救う御力は、人間を創造した「創造主(神)」しかお持ちになっていないはずですから、「救い主」メシアは創造主(神)だということになります(救い主が神であることは過去の当ブログで書いてきているので詳細は省略)。
旧約聖書には将来メシアが現われるとする預言が50箇所以上記されていると言われています。
そして、このメシア預言はメシアが将来二度に渡って現れると記されてもいるのです。
最初の現われが「初臨」に関する預言であり、後の現われが「再臨」に関する預言なのです。
当ブログでは主に「初臨」に関する預言について検討したいと思います。
まず、次の聖書箇所をご覧ください。
数あるメシア預言の中の代表的なものです。
イザヤ書7:13~14
この聖句をマタイの福音書1:23で引用しています。
マタイの福音書1:21~23
イザヤ書9:6
上記の聖句が記されているイザヤ書について少し触れたいと思いますが、いのちのことば社の新改訳聖書の注解書にイザヤ書について簡潔に書かれているので、これを引用することでイザヤ書の説明とさせていただきます。
「この書は、預言者イザヤに啓示された託宣が記されているので、『イザヤ書』と呼ばれる。本書は、聖書中他に類例を見ないほど、その内容と表現力に優れ、最も偉大な書、崇高な書と評価されている。本書は旧約聖書中、最も多く新約聖書に引用され、そのメッセージはきわめて福音的である。さらに、キリストの生涯が預言されているところから、『第五福音書』とも呼ばれる。・・・中略・・・イザヤの父はアモツである。伝承によれば、イザヤはユダの王アマツヤの兄弟であり、したがってウジヤ王のいとこと言われている。その真偽のほどは不明であるが、彼が預言者として、直接王たちに忠告を与える立場にあったことは確かである。彼はウジヤ王の死んだ年(前742年ごろ)に召命を受け(イザヤ6:1)ヨタム王、アハズ王、ヒゼキヤ王(イザヤ1:1)、さらにマナセ王の時代まで、約50年もの年月を預言者として活動した。」
預言者イザヤは、イエス・キリストが処女マリアから生まれる約700年以上も前にメシア預言していたことになります。
仮にこれを日本の現在の2018年から700年前に遡るとすると、おおよそ鎌倉時代に相当する時代に、ある特定の重要人物の誕生を預言していたということになるのです。
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★私は、聖書に書かれている内容を、誰が読んでも明らかに比喩的な言葉を除き、字義通り理解した上で信じています。したがって、創造主である唯一の神の存在を確信し、イエスをキリスト(救い主)と認める者です。しかし、カトリック教会等のいずれの教会にも属していない無教会者です。あらゆる新興宗教のいずれの信者でもありません★
・天地万物の創造主だけが神
・万物・人間を創造せずして神たる資格なし
・商売繁盛の神、龍神など「〇〇神」と「神」の文字をくっつけても、万物を創造せずして神たる資格なし
・釈迦が万物を創造した方なら、釈迦を神と崇めますが、万物・人間を創造せずして拝む対象に非ず。
〈私の信条〉
盲目的ではなく根拠に基づき理性的に、キリストを信じ尽くし、聖書を信じ尽くします。
★(HN)星周作:(本名)馬場忠博(1956年生):馬場聖書研究室★
<私は聖書の神を信頼する>
私は、命の源である天地万物の創造主である神が愛をもって私たち人間を創造してくださったと確信しています。愛である神が、天災、戦争、病などの苦難の多い人生で人間の一生を死によってすべて終わらせてしまうとは、私には考えられません。聖書に書かれている通り、神、キリスト・イエスを信じる者たちが、死後復活して神の御国において祝福の中で永遠の命を生きていくことを信じています。そのようにしてくださる神を信頼して、聖書の学びを継続します。