創造か、進化か(その⑬)
(その⑫)の続き。
インフルエンザが猛威を振るっているようです。
インフルエンザに罹っていませんか。
皆さん、ご自愛ください。
無神論者が次のように言います。
「神が愛なら、何故、人間の命を脅かすようなウィルスを創造したのか、神は愛ではない。」
「有害なウィルスの存在を許すような神など全知全能でも何でもない。」
聖書を本格的に学びはじめる前の私であれば、この無神論者の発言に頷いたかもしれません。
そして、世の中の多くの人たちも、このように心のうちで思っていることでしょう。
生物学者でもなく、もちろん、ウィルスの専門家でもない私です。
正直、明確に反論できる科学的根拠を持ち合わせているわけではありません。
私は思うのですが、そもそも人間はウィルスの本当の正体、役割をどれほど知っているのでしょうか。
インフルエンザ・ウィルスやノロ・ウイルスなどの人間にとって有害とされているウィルスは、人間にとって、ただ有害なだけの存在なのでしょうか。
人間の知りえない役割が、創造主(神)から与えられてはいないのでしょうか。
聖書に書かれていないことを憶測で語ることは厳に慎むべきだと自分自身に言い聞かせています。
しかし、創造主(神)を無条件に信頼する私としては、敢えて語らせていただきます。
人間がウシやブタの腐肉を食べれば、どうなるでしょうか。
答えるまでもないですね。
しかし、腐肉食動物(スカベンジャー)と呼ばれるハゲワシやハイエナは腐肉を食べても平気です。
動物学者でもないので詳しくは知りませんが、独自の免疫システムや消化機能が人間とは明らかに異なるからなのでしょう。
創造主(神)に背く前のアダムは完全な人間として創造されたことは、創造主(神)のかたちに似せて創造されたことと、天地万物の創造の終わりの第六日に創造主(神)は、創造したものをご覧になって「非常によかった」と言われたことからもわかります(創世記1:31)。
この世に存在するものは全て創造主(神)によって創造されました。
もちろんウィルスも自然発生したわけではなく創造されたのです。
毒のイメージのあるウィルスという名称は使いたくはないのですが、便宜上、使い続けますが、人間の創造と同様にウィルスの創造も非常によかったのです。
完全な人間のアダムには完全な免疫システムと完全な消化機能が備わっていたはずです。
ですから、ウィルスの悪い面の影響を受けることはなかったはずです。
創造主(神)が創造した各種ウィルスには、人間の知りえない地球環境あるいは生命を維持するために必要不可欠の有益な役割があるはずです。
私たちは、ウィルスの何を知っているというのでしょうか。
ウィルスの全てを知っているわけではないでしょう。
盲腸は、人間には不要な臓器とされ、ある日突然お腹に激痛が出れば、病院で切り取られる運命にありました。
しかし、最近の研究では不要な臓器ではないらしいですね。
盲腸のことをここで説明したいわけではなく、私たち人間が知っていることなど高が知れているということです。
聖書は次のように書いています。
新約聖書・コリント人への手紙第一8:2
ナカシュ(蛇)の誘惑によって、創造主(神)に背き罪人となったアダムの子孫である私たち人間は、アダムの罪を受け継ぎ完全な人間ではなくなってしまいました。
その結果、本来の免疫システムや消化機能も減退したのです。
(ナカシュ(蛇)については、下記の昨年12月1日のブログをご覧ください。)
↓ ↓ タイトル文字または画像をクリックしてください。
繰り返しますが、創造主(神)の知恵には到底及ばない人間の浅はかな知恵では有毒だと考えられている各種ウィルスでも地球環境あるいは生命を維持するために必要不可欠の有益な役割があるはずです。
このように考える私は愚か者でしょうか。
冒頭に書いた無神論者の主張に、科学的根拠を持っていない私は何一つ反論する言葉を持ち合わせていません。
また、神が愛なら、何故、病に苦しんだり、障害で苦しんだり、人間の生涯は説明のつかない苦難が次から次へと降りかかるのか、と叫ぶ声も聞こえます。
しかし、私は次のことを宣言します。
負け犬人生の私を救ってくれた聖書をとことん信頼します。
負け犬人生の私を救ってくれた創造主(神)をとことん信頼します。
負け犬人生の私を救ってくれたイエス・キリストをとことん信頼します。
ウィルスを創造した創造主(神)は、愛そのものです。
ウィルスを創造した創造主(神)は、全知全能です。
聖書の記述の矛盾や誤りを捜し出したり、上記のウィルスのことを持ち出して、勝ち誇ったように指摘する人たちがいます。
聖書をはなから疑いの目で見てるいる人や創造主(神)の偉大な力から目を逸らしている人には、聖書に書かれていることは矛盾であり、誤りであり、不条理にしか見えないでしょう。
キリスト者であることで歴史上幾多の人たちが迫害にあっても信仰を棄てなかったのは、聖書には人を引き付ける何かがあるからだと考えて聖書に向き合い学びを続ければ全く違う世界が開けてきます。
矛盾だ、誤りだと指摘されている箇所も、聖書全体をよく読み、前後の文脈をよく読み取れば何ら矛盾するものではないことがハッキリと分かります。
矛盾だ、誤りだと指摘する人は、調べ方が足りないのです。
聖書を知るために重要なことは、よく調べることはもちろんですが、最も重要なことは、聖書のことば、すなわち、創造主(神)を信頼できるかどうかが鍵だと思います。
私自身、聖書研究の最中ですが、まだわからないことだらけです。
しかし、創造主(神=キリスト)を信頼して真理を求めれば(調べれば)、必ず、創造主(神=キリスト)はこたえてくれる、との思いを強く持っています。
優等生ぶるつもりも、ひけらかすつもりもサラサラありませんが、毎日「天地万物の創造主様、私に真理を解き明かしてください。」と祈っています。
↓ ↓ (その⑭)はこちらをクリック
https://bible-seisho.jimdo.com/
★私は、聖書に書かれている内容を、誰が読んでも明らかに比喩的な言葉を除き、字義通り理解した上で信じています。したがって、創造主である唯一の神の存在を確信し、イエスをキリスト(救い主)と認める者です。しかし、カトリック教会等のいずれの教会にも属していない無教会者です。あらゆる新興宗教のいずれの信者でもありません★
・天地万物の創造主だけが神
・万物・人間を創造せずして神たる資格なし
・商売繁盛の神、龍神など「〇〇神」と「神」の文字をくっつけても、万物を創造せずして神たる資格なし
・釈迦が万物を創造した方なら、釈迦を神と崇めますが、万物・人間を創造せずして拝む対象に非ず。
・親鸞、日蓮など、人格が高潔であり尊敬できる方であっても、万物・人間を創造せずして拝む対象に非ず。
〈私の信条〉
盲目的ではなく根拠に基づき理性的に、キリストを信じ尽くし、聖書を信じ尽くします。
★星周作(HN)本名:馬場忠博:馬場聖書研究室★
<私は聖書の神を信頼する>
私は、命の源である天地万物の創造主である神が愛をもって私たち人間を創造してくださったと確信しています。愛である神が、天災、戦争、病などの苦難の多い人生で人間の一生を死によってすべて終わらせてしまうとは、私には考えられません。聖書に書かれている通り、神、キリスト・イエスを信じる者たちが、死後復活して神の御国において祝福の中で永遠の命を生きていくことを信じています。そのようにしてくださる神を信頼して、聖書の学びを継続します。