奇跡 しるし 癒し
イエスは数々の奇跡・しるし・癒しを行いましたが、その中の一つを紹介します。
口語訳聖書(ルカによる福音書4:38-40)↓
パリサイ派的律法では安息日に病気を癒すことや病人を運ぶことも禁じていたので、人々は日が暮れると安息日が終わるので「日が暮れ」てから連れてきた。
形式的な律法主義をとるパリサイ派と対立していたイエスは、安息日であっても癒しを行った。
「日が暮れる」という言葉が、実際の出来事であったという現実性を感じることができます。
「奇跡」について、内村鑑三先生は、次のように語っています。
「キリストの奇跡はすべて愛の発顕なりし。」
「私はまことに奇跡を信じます。奇跡を信ぜずしてキリスト教は信ぜられません。否、奇跡を信ぜずして、いかなる宗教も信ぜられません。・・中略・・私の考えまするに、奇跡を排斥しますならば、それと同時に宗教を排斥すべきであると思います。・・」(キリスト教問答:講談社学術文庫)
「パリサイ派」とは、ユダヤ教の一派。律法を守ること、特に安息日や断食、宗教的な清めなどを強調した。
「安息日」とは、週の第7日。太陽暦の金曜日日没から土曜日日没まで、モーセの十戒によって、神を敬うために聖別された休息の日と定められていた。
★私は、聖書に書かれている内容を、誰が読んでも明らかに象徴的な言葉を除き、字義通り理解した上で信じています。したがって、創造主である唯一の神の存在を確信し、イエスをキリスト(救い主)と認める者です。しかし、カトリック教会等のいずれの教会にも属していない無教会者です。あらゆる新興宗教のいずれの信者でもありません★
☆星周作(ハンドルネーム)(本名:馬場忠博)☆