星 周作 Blog

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クリスマスは祝いますか? 

世の中では、クリスマス商戦に突入したようですね。

 

クリスマス12月25日は、一般的にはイエス・キリストの誕生日だと認識されています。

 

ただ、聖書のどこを探してもイエス・キリストの誕生日が12月25日とする記事はないし、証明する他の資料もなく実際は不明です。

 

近年はネット情報により、 12月25日がイエス・キリストの誕生日ではないことが、多くの人達に周知されてきたのではないでしょうか。

 

ただ、商売をしている方々にとっては大切なイベントですね。

 

もちろん、イエス・キリスト自身が誕生日を祝ってもらうことを望む記事などは聖書にはありません。

 

イエス・キリストが望んだことは、新約聖書ルカによる福音書22章に記載されています。

その部分を引用します。


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この聖書の記事の場面は、レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」でも有名ですが、イエス・キリストが十字架による処刑を前にして12人の弟子に、パンをイエスの体 、ぶどう酒をイエスの血として食することを記念として行うことを命じたものです。


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ちなみに、「エホバの証人」は昔、12月25日にクリスマスを祝っていたようですが、聖書にその日の記述がないことから、はっきりした年度はわかりませんが、ある年から12月25日のクリスマスを祝うことをしなくなりました。その代わり「わたしを記念するため、このように行いなさい」とのイエスの言葉から、「イエスの死の記念式」を年一回4月頃に世界的に実施しています。

私は、エホバの証人の信者ではありません、念の為(笑)

 

私自身はクリスマスを祝うことをしませんが、12月25日がイエスの誕生日ではないにしても、イエスが救い主(キリスト)として、この世にお生まれになったこと自体を1年365日のどの日であろうと感謝して祝うことは問題ないと思っています。