武士道とは・・・・・
「武士道とは死ぬことと見つけたり」
今回読了した隆慶一郎著「死ぬことと見つけたり」は「葉隠」をモチーフにした時代小説です。
葉隠 (はがくれ)とは、江戸時代中期に書かれた書物。肥前佐賀鍋島藩士・山本常朝(じょうちょう)が武士としての心得を口述し、それを同藩士田代陣基(つらもと)が筆録しまとめたもの。全11巻。葉可久礼とも。葉隠聞書ともいう(出典:ウィキペディア)。
この葉隠を「わたしのただ一冊の本」と呼んで心酔していたのが三島由紀夫です。
三島由紀夫は1967年に「葉隠入門」を書き、3年後の1970年11月15日に東京市ヶ谷自衛隊駐屯地で衝撃の割腹自殺(切腹)を遂げることになります。
当時中学2年生でしたが、昼休みの時間に三島由紀夫が割腹自殺(切腹)したことを聞き、背筋が寒くなると同時に、何故武士でも軍人でもない小説家が割腹自殺をしなければならかったのか不思議な感じを持ったことを思い出します。
そもそも、「武士道とは死ぬことと見つけたり」とは 、どういう意味合い、心持ちを言うのでしょうか。
「葉隠入門」の一部を写真引用します。
言うは易し行うは難し、「武士道とは死ぬことと見つけたり」の境地に達したサムライがどの位いたのでしょうか?
この言葉を目にすると、以前読んだ司馬遼太郎著「侍はこわい」を思い出してしまいます。
★タバコは27歳頃に止めました。焼酎、ウィスキーを毎日飲んでいましたが、30歳頃にビール以外は飲まなくなり、今は、梅酒をちょっとだけ飲んでいます。趣味は、主に海外ミステリー、山本周五郎作品などの時代小説を読むこと。江戸川乱歩ファン。江戸時代の風俗、レトロなものをみることが好きです。たまに散歩とスイミングをしています。93㎏、183㎝、ヒゲおやじです。宜しくお願いします★
・・・星周作(1956年生まれ)・・・