時代小説の原点、岡本綺堂
昨日、小池百合子都知事の座右の書「失敗の本質」を買おうか迷いましたが、結局購入棚上げ。
江戸好き時代小説好きが勝り、代わりに岡本綺堂氏のキンドル電子書籍を購入。
なんと言っても200円という安さにもかかわらず、242作品も入っているので即買いです。
登場人物の江戸っ子のべらんめぇ口調が冴えまくり。
これぞ江戸!
まんぞく、まんぞく!
岡本綺堂氏(明治5年生)の本は、コナン・ドイルのシャーロック・ホームズの刺激を受けて書いた「半七捕物帳」を初め、結構読んできましたが、まだ、読んでいない作品も多々あり、お買い得過ぎる商品でした。
時代小説、推理小説草創期の作品でありながら、今読んでも古さを感じさせないクオリティーの高さが、120年程経た今でも新たな読者を獲得している所以のようです。
江戸時代の風俗や生活感が充分残る、明治5年生まれの岡本綺堂氏の書いた江戸ものの小説だけに、真実の江戸の風俗と情緒が織り込まれ、今となっては貴重な作品ばかりです。
難しいことを考えないでいい、シンプルなストーリー展開が心地よいです。
現代物のミステリーに馴れた方には、シンプル過ぎて物足りなさを感じるかもしれないですね。
ただ、逆に複雑過ぎるストーリーや猟奇的殺人・サイコキラーなどに飽きた方には新鮮さがあるかも!
★タバコは27歳頃に止めました。焼酎、ウィスキーを毎日飲んでいましたが、30歳頃にビール以外は飲まなくなり、今は、梅酒をちょっとだけ飲んでいます。趣味は、主に海外ミステリー、時代小説を読むこと。江戸川乱歩ファンで江戸時代の風俗、レトロなものをみることが好きです。たまに散歩とスイミングをしています。93㎏、183㎝、ヒゲおやじです。宜しくお願いします★
・・・星周作(1956年生まれ)・・・