君の名は
世間では、「君の名は」というアニメーション映画がヒットしているようですが、唯一神を信仰しているキリスト教、イスラム教、ユダヤ教では、「神の名」を何というのでしょう。
まず、講談社出版「聖書の常識」を引用します。
『・・昔の文語訳聖書を見ると、神について、ただ「神」という場合と「エホバ神」という場合と、ふたとおりのいい方をしているのがわかる。現在の口語訳で「主なる神」となっているのが、これが文語訳の「エホバ神」にあたる。では新しい口語訳はなぜ「エホバ」という言葉をやめたのであろうか。実をいうと、エホバとは誤読なのである。なぜ誤読が生じたかというと、それは次のような事情による。ヘブライ語には、母音表記がない。だから、神の名を欧文表記に直すとYHWHとなるだけで、本当のところは、どう発音していいかわからない。これ(YHWH)を「神聖四文字」といい、学者によっては「YHWH」としか書かない人もいる。というのは言語学者たちが推理した「ヤハウェ」にしても、はたして正しい発音かどうか不明だからである・・』
このように、神の名を「ヤハウェ」と呼んでいます。
↑(出典「聖書の常識」講談社刊)
↑(出典「これだけは知っておきたい三大宗教」ナツメ社刊)
ところで、イスラム教の神アッラー(日本では「アラー」とも呼ばれる)とは?
『まれに、アッラーをイスラム教における神の名前だと思っている人がいるが、これは誤解である。アッラーは英語でいう「ゴッド」と同じ意味で、アラビア語で「神」を指す「イラーフ」に定冠詞「アル」がつけられ、「アッラーフ」→「アッラー」と変化したといわれている。また、アッラーは突然出現したイスラム固有の神ではない。イスラム教も、ユダヤ教、キリスト教と同じく、セム系民族が崇拝していた「ヤハウェ(ヤーヴェ)」という名の唯一神を信仰しているのである。』(出典「これだけは知っておきたい三大宗教」ナツメ社刊)
●下の2つの写真は「新約聖書マタイの福音書4:4」ですが、表現が多少異なっていますネ。
↑(出典「ものみの塔聖書冊子協会」刊)「エホバの証人」が使用しているものです。
↑(出典「日本聖書協会」刊)
★私は、キリスト教、イスラム教、仏教など、そして、あらゆる新興宗教のいずれの信者ではありません。そして、星占い、手相占いやオカルト的なものは信じていません。
ただ、創造主である唯一神の存在を確信する者であり、イエスの語った言葉を支持する者です。宜しくお願いします★
★当ブログは、無神論者、進化論者、各種宗教や星占い、オカルト的なものを信じている方々を決して批判・批評することを目的としているものではありません。還暦を迎えたオヤジが独り言を言っているに過ぎません。神の存在、イエス・キリストの存在及び残した言葉や各種宗教について議論するつもりもありません。予めご了承下さい。ただ、何かをチョッピリ感じてもらえるものがあれば、幸いです★
・・・星周作(1956年生まれ)・・・